デジタル遺品でもよくご依頼のあるiPhoneですが、紛失に関するご相談も少なくありません。
先日も、知り合いがiPhoneを落として紛失したものの、数日後に車に轢かれた状態で戻ってきたという話を聞きました。
幸いデータは無事だったようですが、画面は割れて使用不能に・・・
このように、iPhoneが手元に戻ってくるだけでも不幸中の幸いと言えるケースもあれば、大切なデータが失われてしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、iPhone紛失時の心構えと事前対策について記事にしてみます。
【1】iPhoneを探す機能を活用しよう
iPhoneが紛失した場合、まず活用したいのが「iPhoneを探す」機能です。
・初期設定ではオンになっているはず
この機能は、iOS 8以降であれば初期設定でオンになっているはずです。しかし、念のため設定を確認することをおすすめします。
・「最後の位置情報を送信」をオンにする
さらに、「最後の位置情報を送信」もオンにしておくと、iPhoneのバッテリが切れる直前の位置情報をAppleサーバに自動的に送信してくれます。これは、バッテリ切れ後もiPhoneを探す手がかりとなる可能性が高いため、非常に重要です。
設定方法は下記となります。
- 設定アプリを開く
- 自分の名前をタップ
- iCloud > 探す
- 最後の位置情報を送信をオンにする
・実際に試してみる
さらに、iCloudにログインして、iPhoneの位置情報が正しいか、遠隔操作で音を鳴らして実際に鳴るかどうか試してみるのもおすすめです。万が一の際に慌てないように、事前に動作確認をしておきましょう。
【2】事前にできる対策
・パスワード設定
iPhoneを紛失した際に、最も重要なのは情報の漏洩を防ぐことです。そのため、事前にパスコードを設定しておくことが必須です。また、Face IDやTouch IDも有効活用しましょう。
・バックアップ
万が一データが失われてしまった場合に備え、定期的にバックアップを取るようにしましょう。iCloudやiTunesを使って、写真や動画、連絡先などの大切なデータをバックアップしておきます。
・紛失防止グッズ
ストラップやケースなど、紛失防止グッズを活用するのも有効です。特に、外出先で落としてしまうリスクが高い方は、積極的に活用することをおすすめします。
・家族や友人に連絡先を伝えておく
万が一の際に備え、家族や友人に自分の連絡先を伝えておくと、迅速な対応が可能になります。
【3】まとめ
iPhoneは現代社会において必要不可欠なツールです。
しかし、同時に紛失リスクも高いため、事前の対策が非常に重要です。
今回紹介した対策を参考に、万が一の事態に備えて準備しておきましょう。
~関連記事~
LINEトーク履歴のバックアップについて|静岡県富士宮市からデジタル遺品のご依頼
トーク履歴だけはスマートフォンやタブレット内にデータが保存されているため、手動でのバックアップが必要です。
静岡県浜松市からデジタル遺品依頼|docomo N-01Fのドコモメール移行
ドコモメールを最終的にGmailへ移行するのですが、まずはガラケーに挿入済みのマイクロSDカードへコピーしていきます。
家族でのスマホ共有に最適!iPhone SE(第2世代)の指紋認証を複数登録
スマホは基本的には1人1台の所有がほとんどかと思いますが、僕のように家族で共有して使う方も多いでしょう。