ガラケーは下記のドコモ製で、2013年11月27日発売と10年前の機種となります。
さすが日本製というべきなのか、今でもまだ動作しているのが流石ですが、それでもいつ故障してもおかしくない状況なのは確か。早めに対応していく必要があります。
ドコモのキャリアメールの移行・保存方法はいくつかありますが、今回はデジタル遺品のメールですので、ご依頼のお客様のGmailへと移行していくことにします。
方法としては、下記サイトが参考になります。
ガラケーからスマホへ！保存したメールデータを移行する方法を解説
この記事では、ガラケーに保存していた送信・受信データなどのメールデータを、全てスマートフォンにデータ移行させる方法をご紹介します。
方法はなかなか厄介で、まずはガラケーのキャリアメールを挿入済みのマイクロSDカードへコピーします。
その際に、「端末暗証番号」が必要となるので要注意です。
マイクロSDカードへコピーし終わったら取り出して、「VMGtoEML2」ソフトでvmg形式からeml形式へ変換していきます。vmg形式のままでは使えないわけです。
SDカードスロットを装備した携帯電話にて、SDカードに転送したvMessage形式データ(xxxx.vmg)をeml形式(yyyy.eml)に変換するソフトです。携帯電話からスマートフォンへメールを移行する時に利用できることがあります。
その後に、ThunderbirdとImportExportTools NGを使って、Gmailアカウント内にeml形式となったキャリアメールをインポート、するとGmailアカウント内に同期されて閲覧可能となります。
Gmailに保存しておけば、消失の危険も非常に少なく安心でしょう。
故人様のメールデータも貴重な思い出ですので、こうした古いガラケーのキャリアメールも移行・保存しておくといいでしょう。
ということで、今回は静岡県浜松市からのデジタル遺品のご依頼でした。
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