LINEトークの履歴保存を手作業でスクリーンショット|静岡県浜松市よりデジタル遺品依頼

ご依頼のデジタル遺品業務はいくつかあるのですが、その中の1つに故人様の古いAndroidスマホ(ASUS Z00AD、Android 5.0)内のLINEトーク履歴の保存があります。

 

OSがAndroid 5.0は2014年リリースですので、10年ほど前のスマホということで、今でも動作するのが珍しいほど。いつ故障して動作不可になる可能性もあるので、動作しているうちに対応を進めていきます。

ASUS ZenFone 2 Z00AD

 

LINEの最新バージョンでは、スクリーンショット画像の保存が標準機能として提供されているのでいいのですが、Android 5.0ということでLINEのバージョンも古くアップデート不可、別途アプリを使ってスクリーンショットを撮る必要があります。

 

スクリーンショット用アプリで試したのは下記の3つ。

 

LongShot for long screenshot

スクリーンショットイージー

Stitch & Share: longer screens

 

アプリの挙動が非常に不安定で、フリーズや強制終了、スクリーンショットがつぶれるなど不具合が連発で途方に暮れてしまいましたが、3つ目の「Stitch & Share: longer screens」が何とかまともに動作したので、このアプリで作業を進めることにしました。

 

スクリーンショットも一気に縦長ですべて撮ることはできないので、少しづつ小分けにしてスクリーンショットを保存していくので、非常に日数がかかる作業で、少しづつ作業を進めていき、予想を遥かに超えた2ヶ月近くかかってしまいました・・・

 

アプリの不具合なのか、Android 5.0の影響かは不明ですが、スクリーンショットがつぶれてしまう箇所も出てきて、その度に再度やり直しという膨大な手間と時間がかかってしまい、故人様の思い出が詰まっているので、それでも踏ん張って対応した結果、110個のスクリーンショット画像が保存できました。

 

LINEのトーク履歴はLINEサーバ上に保存されていますので、お手元に保存しておきたい方は早めに何らかの対応をしておくことをお勧めします。

 

 

ということで、静岡県浜松市からのデジタル遺品のご依頼でした。スマホが故障する前に対応できて一安心です。

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